ヨーロッパの橋梁4
ハンブルクからリューベックを経て一時間半ほどで最初の海峡橋にさしかかる。
そこから一〇分程度のプットガルデンで列車ごとフェリーに乗り込み、海上をデンマーク領内へと進む。
レズビュ港から再び陸路に戻った列車は、その後も二か所の海峡橋を渡って、首都コペンハーゲンのあるシェラン島に上陸することになる。
この路線の海峡橋は、いずれも自動車道と鉄道とが並走する共用の橋になっている。
足元を大型汽船が悠然と通過するさまは、残念ながら車窓からでは確認しがたい。
島の多いデンマークには、海峡をひとまたぎする大型橋やフェリーが数多く集まっている。
浅瀬にかけられた海上橋にも感動のドラマはある。
イタリアはベネチア本島のサンタ・ルチア駅へと本土から一直線に入構する列車は最高だ。
遠景から徐々に目前へと迫り来るベネチアの光景は、古くは名画「旅情」の始まりのシーンにも使われた。