成分と効能 1
お茶は薬用として飲まれていたもので、嗜好飲料として飲まれるようになったのは比較的新しいことです。
栄西がお茶を伝えたのも、王として薬用として伝えたもので、その著『喫茶養生記』にも茶の効能を説き、喫茶をすすめています。
栄西が将軍実朝に茶を献上し、二日酔いに効き目があったことはよく知られていることです。
禅寺では古くから眠気を覚ます薬として飲用されており、現在でもその伝統が残っているのです。
お茶は、タンニン、カフェイン、ビタミン類、アミノ酸、葉緑素など、種々の成分を含んでいます。
色つやに関する成分としては葉緑素のほか、カロチン、フラボン、タンニン酸化物などがあるが、主として葉緑素で、覆下園の茶のほうが多く含んでいます。