軽くて性格美人が良し
「将来、特養に入ったときに寮母さんに嫌われない条件は何か?」
という問題が、よく老人ホーム職員の間で語られています。
答えの1つは、ご推察の如く、体重が重くないこと。
そしてもう1つは、性格がひねくれてないこと、となる。
「あんたなんか2つとも駄目だね」
なんて、互いを椰楡したりしているのだが、だいたいうまくしたもんで、よく太った人には性格のよい人が多い。
もちろん例外もあるが。
困ったことのもう1つは、食事を自分でしようとしないことです。
脳卒中で右手は使えないとはいえ、スプーンを使えば左手で食べられないはずはない。
しかし、配膳された食事を前に、太い首にエプロンをしたまま、じっと介助を待っているのです。
病院での急性期以来2年間、例の付き添い婦さんに毎日3回、ちゃんと食べさせてもらってきたのだ。
食事は全介助だったのだが、にもかかわらず、というか、そのうえというか、2年間一度も入浴はさせてもらっていない。
もちろん例の付き添い婦さんが毎日のように清拭していたというのだが。